先日の健康博では、最新の健康トレンドなど学んでこられました。
ロコモなどが今年の主役になっていくのでしょう。
その中でカイチュウ先生ことDr藤田紘一郎氏の講演を聴講できました。
賛否はありますが、寄生虫が腸内に宿っているとアレルギー反応が起きなくなる=免疫システムが寄生虫に対応していたのですが、清潔化などで寄生虫がいなくなってしまったので、新たな花粉と言う物に誤反応してしまっている状態。
腸内にサナダムシがいると花粉症にならないということです。
数年前から、この寄生虫の遺伝子レベルから解析して、アレルギーが撲滅されるのでは!との情報を聞いてました。
花粉症がなくなったら、どれほど楽でしょう!
この開発を、今か今かと待ってました。
ところが待てど暮らせど開発の話は聞けず、反対に話しさえ聞かなくなりつつありました。
製薬会社がアレルギーの特効薬開発成功で売上が半減するでしょうから、圧力でもかけているのか?など訝しがってしまったこともあります。
藤田氏の話を聴講しまして、この疑問が解けました。
寄生虫がアレルギーに効くという話は、この藤田氏から出てきたようです。
そしてラットでは、実際に世界で始めて一発でアレルギーを治せたそうです。
ところが、最後に思わぬどんでん返しがあったそうな。
ラットのアレルギーは治りましたが、なんと癌になってしまう。
アレルギー系を叩くと免疫系がおかしくなり、NK細胞などの癌を叩く細胞が弱まってしまうようです。
うーん、上手く行かないですね・・・。(-_-;)
残念ながら、花粉症の特効薬は、まだ先のようでした。
今年もスギ花粉はピークを過ぎ、ようやく春を満喫できるようになりつつあります。
毎年の花粉症からの解放を願いたいものです。
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